今村総合病院は、地域の皆様の健康について予防から治療まで責任をもってご支援したいきたいと思っております。そのためには、高度医療に耐えうる人材育成に力を入れております。看護部におきましては、院内研修の充実とともに、看護師の実践レベルの評価を行いながら、新人・中堅・達人看護師の能力開発を実施しているところです。
そんな中、皆様ご存知のとおり、少子高齢化社会に応じた、国の制度が大きく変わろうとしております。病院数の削減や、在宅医療の推進など進めなければならず、さらに高度な看護師が必要な世の中となりました。国は、高齢化社会に向けた実践力の高い看護師「特定看護師」を2025年までに、10万人輩出するという方針を立てております。その看護師の育成は、指定研修機関でなければできません。
この度、2019年度から今村総合病院でその研修を開催できるようになりました。
国が指定している特定行為とは、21区分38行為と決められております。(詳細は別のコーナーをご参照下さい)
特定看護師が多く誕生すると、医師を待たず、必要な治療や処置が早く実施できますので、患者様にとっても早期の回復に繋がります。在宅医療が進む中で、特定看護師の活躍が凄く期待されているのです。皆様の地域で活躍する特定看護師の仕事を是非知っていただき、活用していただきたいと思っております。育成に力をいれていきますのでよろしくお願い致します。
今村総合病院看護師特定行為研修センター長