標準コース9名の研修生に1名加わり、10名の研修生が、医療面接と代行診察の演習と、OSCEを受けました。全員合格後に、外来と病棟の医師の診察の見学と実習をしました。
看護師として経験は充分あるとはいえ、特定看護師としての立場での患者さんへの問診、視診、聴診、打診、触診は、初めてであり、病名を予測しての診察はとても緊張されたようです。しかし、そこは、看護の経験も活かし冷静になりつつ、検査結果や読影をし、予測する診断をされ、ほぼ正答されていました。
看護師でもなく、医師でもない、特定看護師としての役割や機能は何か、永遠の課題かもしれませんが、そこの拘りを持ちつつ成長して欲しいところです。
合格された研修生は、全員安堵され、中には感動し涙ぐむ方もあり、一生懸命だったことが伝わりました。今後、9月から区分別コースが始まります。いよいよ特定行為の実践に入っていきます。また、eラーニングで学習し、今度こそ、特定行為の技術取得のためのOSCEをクリアすることに集中して欲しいです。
令和2年8月31日
看護師特定行為研修センター長 中重敬子
【フィジコを用いた身体診察】
【指導医による身体診察手技レクチャー】
【OSCEの様子】
【OSCEの様子】
【OSCEの様子】
【OSCEの様子】
【基礎実習後の指導医による症例説明】
【基礎実習後の指導医による症例説明】