特定看護師になるとどう変わるの?
どうしたら特定看護師になれる?
看護師特定行為研修センター

NEWS

共通科目 臨床推論・フィジカルアセスメントの基礎実習

標準コース9名の研修生は、共通科目修了試験(筆記試験)をクリアし、いよいよ5日間の基礎実習に入りました。

この演習と実習は、医師の代行診察の実技研修です。1日目は、医療面接、2日目は、身体診察の演習ですが、指導者のロールプレイにより、息苦しい患者や頭痛を訴える患者等の診察を行い、ISBAC(緊急時に医師に状況を分かりやすく順序立てて伝えるツール)を用い、自己のアセスメント能力と診断能力を培う研修です。

指導者の白熱した演技に圧倒されながらも冷静に患者を診察し、疑われる疾患を確認するための問診・視診・触診・聴診・打診・検査機器の効果的活用など、10分以内にフィジカルアセスメントを行う演習は、まさに、今までe‐ラーニングで学習した成果となり現れます。

出来るようになるまで、自己学習もしながら、2日目の最後に、指導者(医師・特定看護師)のOSCE評価に合格した研修生は、3日目から病棟・外来での実習に入ります。

特定看護師として、患者に向き合うことを意識し、臨床医からの指導も受けながら、実践能力を磨いていきます。

研修生は、超緊張の中、それでも自己の変化(成長)に気づいていると思います。

頑張れ! 未来の特定看護師さん達!

 

看護師特定行為研修センター長 中重敬子

フィジコモデルを用いた心音・肺音の聴収

医療面接・身体診察・OSCE評価

指導医による身体診察レクチャー

講義・グループワーク