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看護師特定行為研修センター

NEWS

2019年度看護師特定行為研修開講式を行いました

【開講までの背景】

国は、高齢化社会に対応する医療体制の一環として特定看護師の活用を掲げております。また、働き方改革が推奨されている中、医師の残業時間の改善の一つとして特定看護師の活用があると言われております。

私達医療従事者は、常に患者さんを中心として役割を発揮してきましたが、少子化に伴う人材不足に対し、対策を立てなければ、いずれ限界が来る時代です。

そのような状況の中で、今村総合病院が看護師特定行為研修の機関研修施設として立ち上がったことは、とても意義のあることと思います。

鹿児島県の民間病院では、第1号でありますが、今村総合病院は医師や看護師の研修施設としては、充分体力がある病院です。地域の看護師さんが受講しやすい意義のある研修を目指し、今回開講することとなりました。

【開講式】

4月4日(木)に、来賓の鹿児島県医師会の池田琢哉会長様、鹿児島県看護協会の田畑千穂子会長様、鹿児島県くらし保健福祉部 保健医療福祉課 医療人材確保室の萩原浩一室長様から心温まる励ましのお祝辞を賜りました。

また、厚生労働省九州厚生局 健康福祉部の草野弘和部長様から、お祝辞の送付をいただき、中重センター長が代読いたしました。

この研修で重要なことは、意欲のある優秀な指導者の存在です。会場に出席した研修を支援する職員や直接指導する指導医が一人ひとり、自己紹介と研修生への支援の声を伝えました、職員が一丸となってこの研修を支援し見守るという想いが伝わりました。

1期生の10名の研修生は、緊張の中でも1年間の研修に期待を表し、開講式の会場は、一揆に研修のスタートを切ったという雰囲気に包まれ、とても重みのある充実した開講式を開催することができました。

【オリエンテーション】

開講式の後に、改めて研修の意義や今後の方向性、研修スケジュールの説明を行いました。最後に、10名の研修生は、グループワークを通し研修への意気込みを共有し、同期という仲間作りをして、会場を後にしました。

300時間を超えるe-ラーニングは、働きながらの学習ですので、並大抵ではありません。そのことを覚悟し、必ず1年後は皆で修了式を迎えるという気持ちを持ち続けて欲しいと、主催者側は願っております。

2019年4月4日(木)

看護師特定行為研修センター長 中重敬子

今村総合病院 帆北院長挨拶

来賓の皆様

研修生代表挨拶:小田望さん

記念撮影

オリエンテーションの様子